はるなくらぶち聖苑で直葬(火葬のみ)を行う手順と総額費用【追加料金なし】

大切な方がご逝去され、悲しみに暮れる中で葬儀の準備を進めるのは、想像を絶するご負担があるはずです。

とくに近年は、大がかりな儀式を行わず、ご家族だけで静かにお見送りをする「直葬(火葬式)」を選ばれる方が非常に増えています。

高崎市にある「はるなくらぶち聖苑」は、静かな環境で心を込めたお別れができる公営の斎場として、多くの方に利用されています。

しかし、初めて直葬を行う場合、具体的な手順や、最終的にいくら費用がかかるのか不安に感じる方も多いでしょう。

「ネットで見た安いプランを頼んだら、後から高額な追加料金を請求された」という葬儀トラブルも、残念ながら後を絶ちません。

本記事では、葬儀業界で長年現場を見てきた専門家の視点から、はるなくらぶち聖苑で直葬を行う際の正しい手順と、追加料金なしで収まるリアルな総額費用を徹底解説します。

この記事を読めば、不当な請求を回避し、適正価格で心温まるお見送りを実現するための確かな知識が身につきます。

目次

はるなくらぶち聖苑で直葬を行うメリットと総額費用の内訳

高崎市民なら火葬料金が無料になる圧倒的な経済的メリット

はるなくらぶち聖苑を利用する最大の利点は、故人様が高崎市民であれば火葬料金が完全に無料になるという事実です。

公営の斎場であっても、自治体によっては数万円の火葬料が必要になるケースは珍しくありません。

はるなくらぶち聖苑の場合、高崎市民(管内住民)であれば12歳以上の方の火葬料は0円です。

これにより、葬儀にかかる全体の予算を大幅に圧縮することが可能になります。

高崎市外(管外住民)の方が利用する場合は30,000円の火葬料がかかるため、市民としての恩恵は非常に大きいと言えます。

はるなくらぶち聖苑の正確な施設利用料金については、高崎市公式ホームページ(榛名支所:はるなくらぶち聖苑)にて行政の一次情報として確認することができます。

市民の特権を最大限に活用することが、費用を抑えた賢いお見送りの第一歩となります。

追加料金なしで完結する直葬のリアルな総額費用シミュレーション

はるなくらぶち聖苑で直葬を行う場合、適正な総額費用の目安は15万円から20万円程度となります。

この金額は、葬儀社へ支払うプラン料金と、はるなくらぶち聖苑へ支払う施設利用料を合算した現実的な数字です。

インターネット上には「直葬8万円」といった極端に安い広告が溢れていますが、これには搬送料金やドライアイス代などの必須項目が含まれていないことがほとんどです。

良心的な葬儀社の直葬プラン(お迎え、安置、お棺、骨壺、手続き代行などが全て含まれたもの)の適正価格は、およそ12万円から15万円程度です。

これに加えて、はるなくらぶち聖苑に支払う「火葬中の待合室利用料」として4,400円が必要になります。

もしご自宅に故人様を安置できず、聖苑の霊安室を利用する場合は、24時間あたり4,400円が加算されます。

つまり、これらを全て含めて総額20万円以内の見積もりを提示し、「これ以上は1円もかかりません」と約束してくれる葬儀社を選ぶことが、追加料金のトラブルを防ぐ絶対条件です。

ご逝去から火葬完了までの具体的な手順とタイムスケジュール

病院等からのご遺体搬送と安置場所の決定

病院や施設でご逝去された直後、最初に行うべき手順は「ご遺体の搬送と安置」です。

日本の法律では死後24時間が経過しないと火葬を行うことができないため、必ずどこかでご遺体を休ませる必要があるからです。

病院の霊安室には数時間しか留まることができないため、速やかに葬儀社を手配し、寝台車でお迎えに来てもらう必要があります。

安置場所としては、住み慣れた「ご自宅」にお連れするか、ご自宅での安置が難しい場合は「はるなくらぶち聖苑の霊安室」や葬儀社の専用安置所を利用することになります。

現場のプロとしては、もし住宅事情が許すのであれば、最後の時間はご自宅でゆっくりと過ごしていただくことをお勧めしています。

まずは慌てずに葬儀社へ連絡し、「はるなくらぶち聖苑での直葬を希望している」旨を伝え、搬送の依頼を行うのが正しいスタートです。

火葬当日の待ち合わせから収骨(お骨上げ)までの流れ

火葬当日は、複雑な儀式を一切省き、はるなくらぶち聖苑の火葬炉前で故人様と最後のお別れを行う極めてシンプルな流れとなります。

直葬ではお通夜や告別式を行わないため、ご家族の精神的、肉体的な負担が最小限に抑えられるという特徴があります。

具体的には、予約した火葬時間の少し前にご家族がはるなくらぶち聖苑に集合し、到着した霊柩車を出迎えます。

その後、火葬炉の前に移動して、お棺の小窓から故人様のお顔を見て、お花を手向けるなどの短いお別れの時間を持ちます(約5分から10分程度)。

火葬が始まると、待合室(利用料4,400円)に移動して約1時間半から2時間ほど待機します。

火葬が終了したという案内があったら、収骨室へ移動し、ご家族の手でお骨を骨壺に納める「収骨(お骨上げ)」を行って全ての日程が終了となります。

儀式がない分、ご家族だけで故人様との思い出を語り合いながら、静かで温かい時間を過ごせるのが直葬の大きな魅力です。

はるなくらぶち聖苑で直葬を行う際の注意点とトラブル回避法

菩提寺がある場合は事前に許可を得ないと納骨できないリスク

直葬を行う上で絶対に確認しなければならないのが、ご実家がお世話になっているお寺(菩提寺)の有無です。

菩提寺があるにもかかわらず、お寺に無断で直葬(お坊さんを呼ばずに火葬のみ)を行ってしまうと、後からお墓への納骨を拒否されるという深刻なトラブルに発展するからです。

日本の伝統的な仏教寺院の多くは、お通夜や告別式でしっかりと読経を行い、戒名を授けることを前提にお墓の管理を行っています。

お寺に何も相談せず火葬だけを済ませてしまうことは、宗教的な儀式を軽んじたと受け取られかねません。

もし先祖代々のお墓がお寺にある場合は、必ず事前にご住職へ連絡し、「様々な事情により今回は身内だけで直葬で見送りたいのですが」と素直に相談してください。

お寺によっては、火葬炉の前だけでもお経を読みに来てくれたり、後日お寺で法要を行うことを条件に了承してくれるケースが多々あります。

安すぎるネット葬儀の追加料金を見破る見積もりの確認方法

後悔のないお葬式にするためには、表面上の安さに飛びつかず、見積もりの内訳を厳しくチェックする目を持つことが重要です。

前述した通り、直葬プランの価格競争が激化する中で、必要なものをわざとプランから外し、後から「追加オプション」として高額請求する悪質な手法が存在するからです。

見積もりを提示された際は、必ず「ドライアイスは何日分含まれているか」「ご遺体の搬送距離は何キロまで無料か」「はるなくらぶち聖苑の待合室などの施設利用料は見積もりに含まれているか」の3点を担当者に質問してください。

誠実な葬儀社であれば、これらの質問に対して嫌な顔一つせず、追加料金が発生する条件を含めて明確に答えてくれます。

「うちのプランはこれ以上一切かかりません」と書面で約束してくれる、地域に根差した実績のある葬儀社を選ぶことが、もっとも確実なトラブル回避法です。

まとめ

はるなくらぶち聖苑を利用した直葬は、高崎市民の制度を活用することで、経済的な負担を大幅に減らすことができる合理的な選択肢です。

総額15万円から20万円という適正価格を把握し、必要な項目が網羅された見積もりを提示する誠実な葬儀社を選ぶことが成功の鍵となります。

大切なのは、お金をかけることではなく、残されたご家族が納得し、後悔のない形でお見送りをすることです。

この記事で得た知識を武器に、信頼できる専門家(葬儀社)をパートナーとして選び、心静かなお別れの時間を過ごされることを心よりお祈り申し上げます。

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