赤ちゃん・死産の葬儀(高崎市)|小さなお棺での火葬式の流れと費用

このページを開いてくださったあなたへ。

今、どれほど辛い状況の中にいるか、想像するだけで胸が痛くなります。

赤ちゃんを亡くした直後、あるいは死産という現実に直面したばかりの中で、「何をすればいいのか」を調べなければならない、その状況がどれほど過酷なことか、言葉では表し切れません。

この記事は、高崎市で赤ちゃん・死産の葬儀を行うにあたって、「流れ」「費用」「手続き」を具体的にお伝えすることを目的としています。

すべてを一度に読む必要はありません。

今、知りたいことだけを、必要なときに、必要なだけ参照してください。

あなたのペースで、大丈夫です。


目次

はじめに——赤ちゃん・死産の葬儀について知っておいてほしいこと

赤ちゃんや死産のお子さんを「どう送り出せばいいのか」は、多くの方にとって全く未知のことです。

経験のある人が身近にいないことも多く、葬儀社にすら相談しにくいと感じる方も少なくありません。

まず、最初に知っておいてほしい大切なことをお伝えします。

妊娠12週以降の死産の場合、法律上「死産届」の提出と「火葬」が義務付けられています。

妊娠12週未満の場合は、法的な火葬義務はありませんが、家族の希望によって火葬・供養を行うことは可能です。

「どちらが正しい」という答えはありません。

大切なのは、あなたとご家族が「納得できる形でお別れできること」です。

現場で多くの小さな命のお別れに立ち会ってきた経験から言えることは、「形の大小に関係なく、心を込めて送り出すことは必ずできる」ということです。

小さなお棺でも、大きな愛情でお別れすることは、十分に可能です。


死産・新生児死亡の届出と行政手続き(高崎市)

まず、行政上の手続きから整理します。

悲しみの中でも「やらなければならないこと」を把握することで、少しだけ気持ちが落ち着くこともあります。

死産届の提出

妊娠12週(85日)以降に死産した場合、「死産届」を提出する義務があります。

届出期限は、死産後7日以内です。

提出先は、高崎市役所の市民課(または各支所)です。

死産届は、医師または助産師に「死産証書」を作成してもらい、それを添付して提出します。

出産した医療機関がこの手続きをサポートしてくれる場合がほとんどですので、退院前に担当医・担当助産師に確認することをおすすめします。

高崎市役所の手続き詳細については、高崎市公式ウェブサイトでご確認いただけます。

なお、妊娠12週未満の流産・死産については、死産届の提出義務はありませんが、医療機関でどのような対応になるかを事前に確認しておくと安心です。

火葬許可証の取得

死産届を提出すると、市役所から「火葬許可証」が発行されます。

この許可証がなければ火葬を行うことができないため、葬儀社に渡すまで大切に保管してください。

葬儀社に依頼する場合は、手続き全般を代行してもらえることが多いため、「何から手をつければいいかわからない」という場合は、まず葬儀社に電話することを最優先にしてください。

葬儀社のスタッフが書類手続きも含めてサポートしてくれます。


赤ちゃんの葬儀形式——火葬式・家族葬・宗教的儀式の選択肢

赤ちゃん・死産のお葬式の形式は、ご家族の状況や気持ちに合わせて選ぶことができます。

「こうしなければならない」という決まりはありません。

火葬式(最もシンプルな形)

最も多く選ばれるのが、宗教的儀式を省いた「火葬式」です。

家族だけで集まり、小さな棺にお花やゆかりの品を添えて、静かにお別れをする形です。

宗教・宗派にかかわらず行えること、費用が最も抑えられること、遺族の負担が少ないことが特長です。

「儀式よりも、ただ静かにそばにいたい」という気持ちに、最も応える形がこの火葬式です。

家族葬として行う場合

近しい親族を数名呼んで、家族葬として行うケースもあります。

両親だけでなく、祖父母や兄弟も一緒に「みんなでお別れをしたい」という場合に選ばれます。

規模は小さくても、葬儀社のスタッフが丁寧にサポートしてくれますので、安心して任せることができます。

宗教儀礼を取り入れる場合

菩提寺がある場合や、宗教的な儀式でお別れしたいという希望がある場合は、僧侶に読経を依頼することも可能です。

ただし、宗派や寺院によって対応が異なるため、事前に菩提寺へ相談することが必要です。

「小さな命でも、きちんと読経してもらえるのか?」という不安を持つ方も多いですが、多くの寺院では対応してくれます。

遠慮せず相談してみてください。


高崎市での赤ちゃん・死産の火葬式の流れ

実際の流れを、順を追って説明します。

「何が起きるのか」を事前に知っておくことで、当日の混乱を少しでも和らげることができます。

①葬儀社への連絡

まず、葬儀社に電話します。

「死産(または新生児死亡)で葬儀をお願いしたい」と伝えるだけで大丈夫です。

高崎市内で赤ちゃんの火葬・葬儀に対応している葬儀社は複数あります。

「赤ちゃんの葬儀に慣れているか」を確認することも一つの判断基準です。

対応経験が豊富なスタッフのいる葬儀社は、言葉遣いや接し方に配慮があり、精神的な負担が大きく違います。

電話が難しい場合は、病院のソーシャルワーカーや担当看護師に相談すると、葬儀社を紹介してもらえることもあります。

②小さな棺の準備とお別れの時間

葬儀社が赤ちゃんに合った小さな棺を用意します。

棺のサイズは赤ちゃんの大きさに合わせて選ばれますので、事前に葬儀社へ状況を伝えておきましょう。

お別れの時間には、棺の中にお花、手紙、お気に入りのぬいぐるみや小さなおもちゃなどを一緒に入れることができます。

ただし、燃えにくいもの(金属・プラスチックなど)は入れられない場合がありますので、葬儀社に確認してください。

現場の経験から言えば、この「お別れの時間」がご家族にとって非常に大切な時間になります。

急かされることなく、ゆっくりとお別れができるよう、葬儀社スタッフに事前にその旨を伝えておくことをおすすめします。

「時間をかけてお別れしたい」という希望は、遠慮せずに伝えてください。

③火葬当日の流れ

高崎市の公営火葬場「高崎市斎場」での火葬となります。

当日の流れは、おおむね以下のとおりです。

斎場へ到着 → 最後のお別れ(炉前でのお別れ) → 火葬(約30〜60分) → 収骨(お骨上げ)

赤ちゃんの火葬は、大人と同様に行われますが、火葬時間が短くなる場合があります。

また、赤ちゃんによっては収骨できる量が非常に少ない場合や、骨が残らない場合もあります。

これは決して「粗末に扱われた」わけではなく、赤ちゃんの体の特性によるものです。

事前に葬儀社スタッフから説明を受けておくと、当日の混乱を防ぐことができます。

④収骨・納骨について

収骨できた場合は、小さな骨壺に納めます。

骨壺のサイズも赤ちゃん用の小さなものが用意されています。

その後の納骨先については、後ほど詳しくお伝えします。

どのような形でも、「きちんとお別れする」ことは必ずできます。


高崎市での費用相場

火葬式の費用内訳

高崎市での赤ちゃん・死産の火葬式にかかる費用の目安は、以下のとおりです。

費用区分目安金額
葬儀社への支払い(搬送・棺・安置・手続き代行)5万円〜15万円
高崎市斎場 火葬料金(市内在住)市の規定料金(無料〜数千円程度)
骨壺・骨箱0円〜1万円程度
花・副葬品0円〜数千円程度
僧侶へのお布施(希望する場合)1万円〜5万円程度
合計(目安)5万円〜20万円程度

高崎市斎場の火葬料金については、市内在住の場合は無料または低額に設定されているケースがあります。

詳細は高崎市公式ウェブサイトでご確認ください。

なお、死産・新生児の場合、葬儀社によっては通常の葬儀よりも費用を抑えた専用プランを設けているところがあります。

費用についての不安は、遠慮せず葬儀社に伝えてください。

誠実な葬儀社であれば、家族の状況に合わせて柔軟に対応してくれます。

費用を抑えるための選択肢

費用面で不安がある場合、以下の点を葬儀社に確認することをおすすめします。

まず、「死産・赤ちゃん専用の低価格プランがあるか」を確認してください。

多くの葬儀社では、小さな命への配慮として、通常プランとは別に費用を抑えたプランを用意しています。

次に、「公営斎場(はるなくらぶち聖苑・高崎市斎場)の利用が可能か」を確認してください。

民間の葬儀ホールではなく公営斎場を利用することで、施設使用料を大幅に抑えられます。

また、返礼品・飲食費は参列者がいない場合は不要となります。

シンプルに家族だけで行う火葬式であれば、その分の費用は発生しません。

費用について不安や疑問がある場合は、消費者庁 葬儀サービスに関するトラブル情報も参考にしてください。


赤ちゃんのお墓・納骨先の選択肢(高崎市)

菩提寺への納骨

菩提寺(代々のお墓がある寺院)がある場合、そちらへの納骨が一般的な選択肢です。

ただし、赤ちゃん・死産の納骨については、寺院によって対応が異なる場合があります。

「受け入れてもらえるか」を事前に住職へ相談することをおすすめします。

多くの寺院では、水子供養と合わせて丁寧に受け入れてくれます。

合同墓・永代供養墓

菩提寺がない場合や、個別のお墓を購入することが難しい場合は、合同墓や永代供養墓を選ぶことができます。

高崎市内および周辺には、小さな命を受け入れる永代供養墓を持つ寺院・霊園が複数あります。

費用は数万円〜数十万円程度と施設によって異なりますので、複数か所に問い合わせて比較することをおすすめします。

手元供養という選択

「お墓に納骨せず、自宅で手元供養したい」という方も増えています。

小さな骨壺を自宅に置き、手を合わせながら日々そばに感じることができる手元供養は、特に「まだ遠くに行かせたくない」という気持ちを持つご家族に選ばれています。

手元供養用の骨壺やミニ仏壇は、葬儀社や仏具店でも取り扱いがあります。

「手元供養は良くないのではないか」と心配される方もいますが、法律上の問題はなく、ご家族の気持ちを大切にした選択として広く認められています。

なお、将来的に納骨先を決めた際に改めて納骨することも可能ですので、「今すぐ決めなければならない」とプレッシャーを感じる必要はありません。


グリーフケア——悲しみと向き合うために

赤ちゃんを亡くした悲しみは、言葉では表現しきれないほど深いものです。

「なぜこんなことが」「自分のせいだったのではないか」という思いが何度も押し寄せてくることもあります。

そのような気持ちは、決して異常なことではありません。

グリーフ(悲嘆)は、愛した証です。

一人で抱え込まないために、専門的なサポートを活用することも大切な選択肢の一つです。

公益財団法人日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団では、グリーフケアに関する情報を提供しています。

日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団

また、死産・赤ちゃんを亡くした親のための自助グループやオンラインコミュニティも存在しています。

「同じ経験をした人の話を聞きたい」「気持ちを吐き出せる場所がほしい」という場合は、NPO法人グリーフサポートせたがや(https://grief-support.org/)なども参考にしてみてください。

高崎市内でも、保健センターや子育て支援センターがグリーフに関する相談窓口を設けている場合があります。

高崎市の相談窓口については、高崎市公式ウェブサイトでご確認いただけます。

あなたが感じている悲しみや混乱は、誰かと共有することで少しずつ和らいでいきます。

一人で、全部抱えなくていいのです。


よくある質問(FAQ)

Q1. 妊娠12週未満の流産でも火葬できますか?

はい、法的義務はありませんが、ご家族の希望によって火葬・供養を行うことは可能です。

この場合、死産届の提出は不要ですが、医療機関での処置後の対応についてはまず担当医に相談してください。

葬儀社でも対応可能ですので、希望がある場合は相談してみてください。

Q2. 死産の場合、出生届は必要ですか?

妊娠12週以降の死産の場合は「死産届」の提出が必要ですが、「出生届」の提出は不要です。

また、赤ちゃんに名前をつけることは自由にできますが、戸籍への記載はされません。

名前をつけてあげたいという気持ちは、とても自然なことです。

Q3. 死産後、健康保険から給付金はもらえますか?

妊娠85日(12週)以降の死産の場合、健康保険から「出産育児一時金」が支給される場合があります。

また、国民健康保険の場合は「葬祭費」の給付対象となる場合があります。

詳細は加入している健康保険の窓口、または高崎市役所の保険年金課にお問い合わせください。

厚生労働省 公式サイトでも制度の概要を確認できます。

Q4. 赤ちゃんの骨は残りますか?

赤ちゃん(特に早産・死産の場合)は骨が非常に柔らかいため、火葬後に骨が残らない、またはごくわずかしか残らない場合があります。

これは赤ちゃんの体の特性によるものであり、火葬の管理が不適切だったわけではありません。

事前に葬儀社から説明を受けておくことで、当日の動揺を少しでも和らげることができます。

Q5. 火葬後、すぐに納骨しなければなりませんか?

いいえ、すぐに決める必要はありません。

自宅で手元供養としてしばらく手元に置いておくことも可能ですし、気持ちの整理がついた後に納骨先を決めることもできます。

「まだ遠くに行かせたくない」という気持ちは、十分に尊重されるべきものです。

焦らず、ご自身のペースで考えてください。

Q6. 葬儀社に連絡するのが辛くて電話できません。

病院のソーシャルワーカーや担当看護師に相談すると、葬儀社への橋渡しをしてもらえる場合があります。

また、家族や信頼できる人に代わりに連絡してもらうことも全く問題ありません。

一人でやらなければならない、ということはありません。

周囲の力を借りることは、立派な判断です。


まとめ

赤ちゃん・死産の葬儀は、多くの方にとって全く経験のない、心身ともに過酷な状況の中で行うものです。

この記事でお伝えしたことを、簡単に振り返ります。

妊娠12週以降の死産は、死産届の提出と火葬が法律上必要です。

手続きは葬儀社がサポートしてくれますので、まず電話一本かけることが第一歩です。

火葬式の費用目安は5万円〜20万円程度で、シンプルな形であれば費用を抑えることも可能です。

納骨先はすぐに決める必要はなく、手元供養という選択肢もあります。

そして何より、悲しみを一人で抱え込まないでください。

「ちゃんと送り出せなかったのではないか」と感じる必要はありません。

どんなに小さな命でも、心を込めたお別れは必ずできます。

あなたが精一杯愛した、その事実は、何も変わりません。

この記事が、少しでもあなたとご家族の力になれれば幸いです。

 

サービス介助士は、高齢者・障害のある方への介助スキルと心のあり方を学んだ専門資格者です

葬儀の現場では、施設のバリアフリー化だけでなく「人のサポート」が不可欠です

「フラワー典礼」では、車椅子ご利用の方の介助、お体を動かしにくい方のお手伝い、フルフラットの動線確保、高さ調整可能な焼香台など様々な人へのお手伝いをさせていただきます

来場から退場まで一貫した人的サポートを提供いたします

葬儀のご相談、お見積もりのご依頼、その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください

24時間365日、経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次